2009-08-16

ウェブデザイン完成

株式会社 sunia 一級建築士事務所さんから頂いていたウェブの仕事が、一段落しました。
みなさま良ければチェックしてください。





sunia-inc. Architects and Associates


次は、aitusというバンドグループのウェブを作成する予定です。
そちらも、お楽しみに。

2009-07-23

蒸されるのではなかろうか

前に書いた内容で、ブラジル人と神戸へ行くとありましたが、ブラジル人って日本へ来るのにVISAがいるんですよ。
でね、それが1回のみ有効みたいなわけわかんない条件付きらしくて、彼は日本へ来た後、韓国へ4日間遊んでからまた日本へ帰ってくる予定だったのです! だけど、僕らの予想だにしない展開でその条件から、まさかの入国拒否! 慌てて、韓国へとんぼ返り、もう1日遊んでもらって、次の日、再挑戦でなぜか入国受理。
なんでや?
でもそれも深夜の話で、結局、神戸で六甲の集合住宅とライトの山邑邸を見るという計画は台無しでした・・・。 彼は無事、フィンランドへ帰っていきました。良かった良かった。 ただ、税関職員や入国審査の人間の適当ぶりにはびびる。 話によると、すべて日本語対応らしい・・・。英語出来ない人がそんな仕事できるんですね、日本は・・。

それと、日本蒸し暑いです。蒸されます。。餃子の気分。
そろそろポートフォリオ作り終えたいところですが、まだまだかかりそうです。
最近の僕はというと、ポートフォリオ作ったり、友達から長屋の改修を頼まれているので、そのデザインを考えたりしています。 来週からは、新たにウェブデザインの仕事も入る予定なので、頑張ろう!
就職活動始めないと・・・。
ポートフォリオって紙媒体じゃなきゃ駄目ですかね?
一応メールで送れるという理由で、ウェブ媒体にしようと考えたのですが・・・。フィンランドの事務所へもその方が送りやすいかなということで。 どう思いますか?

それでは、また

2009-07-18

ブラジル人との日本

本当につらい暑さが続いていますね。
帰国して早3週間です。Wood Programの友達であるブラジル人Rafaelと共に、いろいろと日本旅行をしてまいりました。
主に建築目的ですが、これまで行ってなかった建築に行けたのは本当に良い機会だった。 その中でも、隈研吾氏の広重美術館と安藤忠雄氏の光の教会は、マスターピースだというのにスルーし続けて来たので、ちょっと感想をと思いまして・・・w。

率直に、広重美術館は、綺麗でした。繊細な壁と屋根の印象で出来ていて、その薄ぺらな印象がまた、非常に周りの緑、特に竹とよくあっている。

 

大きなエントランスは、この建築をよく理解する場所として、特別です。意外とH鋼の存在感は大きいが、非常に軽い印象を持った。
壁材に和紙を使用していたのも、綺麗で良かった。特に足元から光る和紙壁照明が綺麗だった。

 

そして、光の教会にも行きました。
噂で、光の教会の牧師さんは、あまり良い評判では無いなどと聞いていましたが、そんなことは全く無く、非常に親切な方で、英語も堪能な気さくな方でした。Rafaelと僕を軽く招いてくれた後、自由に閲覧・撮影してくださいということで、さっそく拝見。
僕は、非常に好きな建築でした。Rafaelは、ガラスの収め方があまりにも素直すぎる、ディテールが無いと批判。
僕は、その愚直なディテールと明快なコンセプト、明快なプラン、形態は、ひとつの言語でまとまっているし、空間の光も非常に良いと思う。空間内にH鋼が走っているというのは知らなかった。上手だと感心したことがあって、安藤氏はデッドスペースを作るのがうまいなぁと。僕は名建築だと思う。

 

しかし、確かにこうやって約5年間建築を学んできて、安藤氏のような建築を作るのは本当に難しいことなのだと考えたりもした。Rafaelの言うとおり、全くといって良いほどディテールの無い建築・模型的な印象、断熱材無し、沢山の無駄空間など、「○○しなければならない」と言った教育的な縛りをほとんど受けていない。僕なんかは、それなりに教育されてきたので、今からこういう建築を考えられるのかと言われると難しいのかもしれない。。。僕が、本当に良い建築だと思うものは、いつも変なもので規制にとらわれていないものを見たときなのに・・・。
  
それでは、明日は大阪、明後日は神戸と、Rafaelとの旅行はつづきます
 

2009-06-27

帰国

昨日、ついに日本に帰国しました。
フィンランドは、僕にとって本当に過ごしやすい国でした。
国としての汚い部分を多く見てしまった気もしますが、それでも目の前に広がる自然は美しい。
日本が嫌いだとは言えませんが、フィンランドにいたいと思う。
厳しい冬も含め、素直な色が心地よい。空気がおいしい。
人も好きだった。悪いところまで日本と似ている。違う点ももちろん非常に多い。
根本的には全く違う。しかし、どこか好きだった。
1年間しか過ごさなかったが、大きく成長した気がする。建築として、人として。
そして、大きな変化は、性格が屈折してきた。良いのか悪いのかは別として。
僕は良いと思う。

さっそく回転寿司を食べにいきました。
外国の寿司のクオリティの低さに驚いたりした・・。

2009-04-27

近況報告

今日も日本語です。英語めんどくさいし。。

最近は、まだSolar Decathlon Europe 2010コンペティションをやっています。
冬はじめから始まったこのプロジェクトも、ついに春に突入です。
結局、いろいろ遅れてしまいまして、このプロジェクトが終わるのは6月終わりとのこと。
Wood Programとしては5月半ばで終わらなければならないので、その先からは、サマージョブとして、引き続きやっていくようです。
いくらもらえるのかはクエスチョンですが、今のように無いよりはマシです。

Solar Decathlon コンペティションとは、アメリカで発足した0-エネルギーを目指した住宅郡を作る企画です。
来年、初めてアメリカではなく、スペインで行うことになったことで、フィンランドも参加するとことなったようです。
大きく普通のコンペティションと異なるのは、実施であることと、建築だけでなく、エネルギーやその他技術的な面も含め審査されるという点です。
また、条件として、ソーラーパネルを必須要項としているようです。

今は、1/25模型を作っていて、それ以外の仕事がなかなか出来ない状態です。
反して、受け持っている仕事が非常に多く、時間がほしいといった状態。

3月1日から1週間ほど、スウェーデンとノルウェーに旅行に行きました。
アスプルンド・レヴェレンツ・スヴェレフェーンなどの巨匠作品と若手建築家スノヘッタなどの作品を見学。


最近は、将来どうするか悩み中です。
フィンランドの就職事情は非常に厳しく、なかなか見つからない様子。。
日本も同じ状況が予想されますが、なんにせよ、そろそろ動かないといけない。

2009-04-20

小単位からの建築の可能性

久々に、まじめに建築の話。

最近、常に実施のプロジェクトを考えているのですが、この沼にはまるのも良しと思いつつも(楽しいので)、少し離れてみたくなった。
それで、久々にコンペの結果をチェックしてみたりする。。
長谷工住まいのデザインコンペティションは、一瞬だけ出そうかなと思って考えたりしたので、それなりに課題の理解も深いということもあって、少し真剣にチェックしてみた。

課題内容は「30年後の集合住宅」。

同大学に通う方から、「直感として、高齢化と人工の減少による集合住宅のぬけがキーだね」と言われていたのですが、
まさにそのとおりの回答をしてきたのが、優秀賞に1点「庭と部屋の塔」。
東大の大学院生で、「ぬけ」を「庭」として回答しているのですが、魅力的でイメージとして綺麗で上手だなぁと感心しました。塔にする意味は、ウェブサイトの文章だけでは、少し受け取りづらかったですが、イメージも綺麗で、しっかり考えられているように見えました。
これは、本当に良い回答だと思うのですが、僕が気になったのは、もうひとつの優秀賞と佳作2点です。

優秀賞の∞ファミリーのための集合住宅(前橋工科大学大学院)は、この課題で僕がもっとも多くの人が挑戦するだろうと考えていた、「家族と家」の問題を解いているのですが、僕が全く思いつかなかった、「ファミリー」という共同関係を扱っています。現在の人々は、家族以上の「ファミリー」という共同関係を形成しつつあり、それを許容する集合住宅が必要になるという提案です。僕は、非常に共感できるように思います。確かに、現代の人々は、人と人の問題に非常に重きを置き、他人は他人として、はっきり線を引き、その代わり、知人を非常に愛し、その中で強い共同体を形成していると感じていました。なので、この提案は、僕にとって非常に理解でき、そして良い提案だなぁと、チェックしていてなんだか引っかかった作品でした。おもしろい!

そして、佳作の横国の作品「table family」と大阪市立の「やわらかいいえ、みんなのものおき」。
両作品に共通しているのは、建築ではなくもっと小単位のものから、空間を提案していることです。
table familyは、100mのテーブルが空間を横断し、場所によって、もちろん風景が違い、テーブルによって、空間のゾーニングが行われています。
やわらかいいえ、みんなのものおきは、大きな棚を倉庫のように設置し、そこで起こりうる、もの通じた出来事を空間としてまとめ上げている。
どちらも、空間から建築を展開せず、そのもうひとつ小さなの領域から、「出来事・イメージ」を武器に、建築を展開させている。
この現象が、おもしろいなぁと感じています。

というのも、僕が12月に考えた課題に対する提案も、「棚ともの」が大きなテーマだったのです。
棚が四方を囲み、居住者が好きな場所に「もの」を置けるようになっている狭小住宅。
靴、服、帽子など、その日その日で動く「もの」、植物や写真立てなど、基本的に停滞する「もの」、シャンプーやフライパンなど、その機能を果たす空間特有の「もの」。それらの「もの」が、好きに棚に置かれることで、ゾーニングが出来上がり、緩やかラインで住宅の中の機能を分断し、ある場所では「もの」が共有され、狭小住宅の中で、棚と「もの」を通じて、豊かに空間が広がるという提案でした。

シェルター学生設計競技で、大西麻貴さんと百田有希さんも「大きな食卓」という提案をされていたのも思い出します。
小単位から建築を考えるということに、少しおもしろさと今建築を考えている人たちの中で、少しずつ共有されつつある建築設計の方向性のひとつなのかなぁと感じました。
建築は、本当におもしろいですね。人が生まれてからずっと作られ続け、常に沢山の人たちによって考えられ、工夫され続けているわけですね。
なのに、まだまだ、アイデアは絶えず、人が変わり時代が変わると共に、建築も変わり続けることが出来る。
今日は、また建築が好きになったので、久々に自分の作品の解説を交えつつ、ちょっとだけまじめに建築の話(ただの感想w)をしてみました。

今回、登場して頂いた人達(敬略)

長谷工住まいのデザインコンペティション

シェルター学生設計競技

2009-02-15