2008-05-23

MADRAS



A.P.Cから毎年s/sコレクションの時に発表されるMADRASというレーベル。

これが、可愛いってレベルじゃない!すんごい可愛い!!

みんな要チャック!!




http://www.apcjp.com/jpn/madras/index.php

2008-05-21

新しい観点からくる装飾的建築。

 装飾性の高い建築が増えている。
その要因はさまざまであるだろうが、建築は、一時代を築いたミニマリズム、いわゆるシンプルさと機能性にウェイトをおいた手法から、新たなる動きに転じたと言えるだろう。
ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン(以下ド・ムーロン)は、非常に装飾的なデザインで脚光を浴びています。
彼らの建築の手法は、学生やあらゆる建築家に少なからず影響を与えていると思います。
 しかし、彼らは、おそらくこれからもこの手法を使い続けるわけではないだろうと、僕は考えています。
ド・ムーロンは、非常に営業マンで、やり手の建築家でないか?と踏んでいるのです。日本人建築家で言うと隈研吾あたりだろうか?と似ている気がするのです。流行をいち早く敏感にキャッチし、その流れを吸収し我が物にしてしまうという手法をとっていると考えているのです。
もし、本当にそうだとすると実にファッショナブルなやり方ですよね。今まで建築家は自分の唱えた理論の中で建築を展開してきましたが、彼らはじつにフレキシブルに建築と向き合っていると思います。

それで、なぜ、装飾性の高い建築の話をしているかというと、今月号の「新建築」に掲載されている石上純也がデザインしたYohji YamamotoのNY店の写真を見たときに感じたことが原因です。



レンガ積みの外装の建築が、非常にソリッドな形態をもってそこに存在していたんですね。
僕の勘違いかもしれませんが、レンガ積みがソリッドな表情をもって現れている建築って無いと思うんです。非常に重厚で威厳のある表情をしていると思います。
しかし、石上純也のこのNY店は、軽さと鋭さが一番に印象として浮かぶ建築だと思うんです。レンガ積みの外装でこの印象を与えてしまうのは、本当に新しいと思います。
 そして、話題を戻すと、この建築、非常に装飾的だと感じませんか?
ある意味ポストモダンにも近いような、素材のもつ印象と真逆な性質を建築に持たせてしまうという、その装飾性に、僕は新しさとおもしろさとこれからの可能性を感じたのです。
そして、最初に挙げたド・ムーロンもまた、ついこの前までプラダブティックなどでファサードの装飾性の高い建築をデザインしていたのに、北京の鳥の巣では、明らかに、コンクリートとあの規模からくる印象とは逆行した軽さを表現し、石上純也のNY店と似た観点の装飾的建築をデザインしている。
時代を読み、そして最先端をいく建築家たちが、また新たな観点から言える装飾的建築を創造していると僕は思った。
考え方は人それぞれなので、なんとも言えませんが、僕はこのような装飾的建築がこれから増えていくと思います。

2008-05-19

僕は建築のディテールを学びにいくのだった・・・。

僕は、建築の”質”を上げるのが苦手だ。
これは、大学時代良く思っていたこと。
建築の仕上げや素材のイメージと模型段階における形態のおもしろみの関係をうまくつなげることが苦手なのだ。大学時代良くチェックなんかを受けているときに考えていたのが、白い模型からこの人はどこまでのイメージを創造できているのだろうかということ。

建築は大きいだけに、イメージの焦点を当てるスケールが様々だ。ヘリコプターのような目線からだと、ディテールより全体的な形態のおもしろさや美しさだけで良い。人の普段の生活目線だと、形態よりも内部の素材や機能的なディテールが大切だろう。また、より深く細かな目線というのは使っていくと養われるもので、その目線はさらに細かなディテールを追求してくる。
僕は後半二つが苦手なのだ。はっきり言って、外部の形態の面白さというのは誰でもできるもの。そう、僕は何もできないといっても過言ではないのだ。
俗に言う、インテリアデザイナーの素質がない。
この素材をこう使うとおしゃれであるとか、この素材をこう使うとおもしろいであるといった感覚が乏しい。
そう考えると、インテリアデザイナーというのはすごいなぁと感じてしまう。

で、良く考えると僕は、フィンランドまで素材のディテールを学びにいくという大事な事を忘れていた。
う~ん、大丈夫なのだろうか??
建築って難しいね

2008-05-01

留学のおしらせ②

今日、ヘルシンキ工科大学より、郵便が届きました☆
正式な入学許可証と簡単なパンフレットが入った何とも簡素なもの。
だけど、ようやくフィンランドで1年間勉強するのか~という実感が湧いてきましたね

これが来たので、さっそく住宅の予約も行いました。
住宅は不動産やさんによって勝手に決められてしまうシステムのようで、
条件を最初に言っておいて検討しながら割り振られるようです。
しかも、お断りは2回までというキツイ条件付き・・・。

しっかり、トイレ風呂付き学校近くででかくて安いところと条件書いておきましたw
ほんとはアルヴァ・アアルトの学生寮が良いのだけど、どうでしょう?
早めの予約はそれでもお得だと思うので、良い部屋に当たることを望みます!


↓POSTIはフィンランドの郵便局です。お洒落で有名なのですが、
・・・・・なんともシンプルな封筒でしたw