2008-05-19

僕は建築のディテールを学びにいくのだった・・・。

僕は、建築の”質”を上げるのが苦手だ。
これは、大学時代良く思っていたこと。
建築の仕上げや素材のイメージと模型段階における形態のおもしろみの関係をうまくつなげることが苦手なのだ。大学時代良くチェックなんかを受けているときに考えていたのが、白い模型からこの人はどこまでのイメージを創造できているのだろうかということ。

建築は大きいだけに、イメージの焦点を当てるスケールが様々だ。ヘリコプターのような目線からだと、ディテールより全体的な形態のおもしろさや美しさだけで良い。人の普段の生活目線だと、形態よりも内部の素材や機能的なディテールが大切だろう。また、より深く細かな目線というのは使っていくと養われるもので、その目線はさらに細かなディテールを追求してくる。
僕は後半二つが苦手なのだ。はっきり言って、外部の形態の面白さというのは誰でもできるもの。そう、僕は何もできないといっても過言ではないのだ。
俗に言う、インテリアデザイナーの素質がない。
この素材をこう使うとおしゃれであるとか、この素材をこう使うとおもしろいであるといった感覚が乏しい。
そう考えると、インテリアデザイナーというのはすごいなぁと感じてしまう。

で、良く考えると僕は、フィンランドまで素材のディテールを学びにいくという大事な事を忘れていた。
う~ん、大丈夫なのだろうか??
建築って難しいね

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