今日、住宅の解体を終え、実質ソーラーデカスロンコンペが終了した。
結果的に、建築部門:最優秀賞 総合結果:5位 となって、
フィンランドチームとしては、満足の結果だったと思う。
http://inhabitat.com/2010/06/24/finlands-luukku-house-wins-architecture-prize-at-solar-decathlon/
建設の時と違って、解体は一瞬で終わってしまった。
ちょっと笑ったのは、コンペ期間中はソーラーエネルギーで
0エナジーハウスと銘打っていたのに、
解体の時にジェネレーター(発電機)のために
1日40リットルのガソリンを使っていたという現状だ。
まだまだ、環境コンペもそのレヴェルだ。
環境を銘打つ以上は、全てにおいてエコロジックであるべきだと
思うのだが、「環境」というのは、それほど難しいということだろう。
ソーラーデカスロンがアジアで開催されたり、日本が参加していくと、
日本の環境意欲の大きさからも、マーケットの拡大が期待できると
思うのだが、コンペのルール上、スポンサーが費用を相当負担するだけに
なかなか難しいのが現状だろうか・・・。
ほぼ国家プロジェクトとして乗り込んだフィンランドとしては、
自国の誇る木造建築で、十分コンペに印象を残した。
フィンランドとしては、成功だったと言えるだろう。
「また参加するか?」という質問に、ボスは
「ハハ、それは難しいな」と答えていた。
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