2010-03-30

プリツカー賞にSANAA

SANAAがプリツカー賞を受賞したようです。

共同作業を通じ、力強く繊細、正確で、建物の目的に沿って利用される
建築を実現したことなどが受賞理由。(毎日新聞より抜粋)

SANAAと言えば妹島・西沢氏の共同事務所で、ガラスが多様された繊細な建築が特徴です。

ああ、僕はプリツカー受賞者の西沢立衛氏と二人きりでタクシーに乗ったのだなぁ
などどミーハーに喜びが込み上げます笑。
これは、氏に3年程前に講演会を行って頂いた時の出来事なのですが、
可愛らしい模様のシャツが印象的で、タクシー内では、京都国際会館についてや、
叡山電鉄についてお話頂いたことを思い出します。

日本人の受賞は、故丹下健三、槙文彦、安藤忠雄氏に次ぐ4つ目の受賞。
建築家に対して授与される賞としては最も名声が高いと言えると思います。

僕はプリツカー賞とブループラネット賞の同時受賞が夢です!
夢は大きく!ね。

SANAA
http://sanaa.co.jp/

毎日新聞記事
http://mainichi.jp/kansai/photo/news/20100329oog00m040012000c.html

2010-03-20

陶芸家 青木良太 などなど

たわいも無いことは書きたいのに、
重要な出来事は書きたくないという偏屈な自分に気付きました。

さてさて、陶芸家の青木良太氏の個展を見てきました。
僕は、熱狂的なほど青木さんの作品が好きです。
形態も、技法も何ともいえないバランス感覚があるように思います。

小さなギャラリーでの個展でしたが、作品数は多く見応えがありました。
財力の乏しさから、カップしか買えなかったのが悔しい。。。

おそらく無印良品から発売されている棚のCMにも、青木良太氏の壺?器?が使われています。
その器の形や色やセンスに物欲をかりたてられましたが、残念ながら高価で手が出ませんでした。
いつか買う!

ちなみに買ったカップは、陶器なのに持ちにいった指が、カップから透けるという驚きのもの。
そのものが成立するかしないかという「際」に存在しているような感覚です。

話は脱線しますが、nendo という建築からインテリア・プロダクト・グラフィックまでこなす事務所からコードチェアという限りなく細い木の椅子が発表されました。
これも、「際」だなぁと勝手に思ったりしてます。かっこいいし綺麗ですよね!!
僕の大好きな石上純也さんも「際」。 この魅力は何だろう・・?

でも、「際」って結構重要なポイントだったりしますよね!
レースものだと、ゴール際の攻め合いに燃えるし、
ものの際(エッジ)があるから人間は、モノをモノとして解釈しているとも言われている。*階段のエッジを消すと、人間は段差を認識できなくなるらしいですよ!おもしろい!
引き際が肝心!なんて言葉もありますよね。

なんだかわかりませんが、僕は最近、「際」に興味があるようです。
では、また!

青木良太(陶芸家)
http://www.ryotaaoki.com/
アートサロン山木
http://sky.ap.teacup.com/applet/artsalonyamaki/archive
nendo
http://www.nendo.jp/
コードチェア
http://www.maruni.com/cord-chair/
石上純也(建築家)
http://www.jnyi.jp/

2010-03-01

春らしく

1ヶ月ほどあけてしまいました。
最近、春らしい暖かな気温なのに、雨が続いて残念です。
太陽の光や空気の匂いは、すっかり春らしくなりましたね!
たったの1年フィンランドにいただけなのに、春はこんなに早く訪れるっけ?と驚いています。
去年は5月あたりまで雪が残っていたのを思い出します。

1ヶ月の間、個人的な事柄で忙しいことが多かったのが、
更新出来なかった原因だと言いたいですが、まぁ、サボったのもあります。。(苦笑)

結果、これからまたいろいろと環境が変わりそうなので、落ち着いたら書きます。

さてさて、最近は宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」を読んでいます。
動機は不純で、ラーメンズというお笑いコンビのネタ「銀河鉄道の夜のような夜」が、
理解出来なかったことに起因します。
有名な物語なので、読んでおかなければね!
彼が農業に精通していた部分も惹かれます。