2008-07-21

崖の上のポニョ

(注意)
今日の日記は、「崖の上のポニョ」の内容にふれます。
まだ見てない方や内容を知りたくない方はまた後日、読んで共感してくださいm(_ _)m


今日、崖の上のポニョを見に行きました!
一言で言うと、アニメがアニメを超えた日。
僕が見終わって最初に思ったことが、
「宮崎さんと同じ時代に生まれたことに感謝したい」でした。
アニメの限界、アニメの概念、アニメの囲いを打ち破って、前にグウィーーーンって飛び出してきた!!あるジャンルの世界が変わった瞬間に初めて立ち会った。
”すべてに感動”
まず、そーすけ(5歳)のその行動一つ一つが本当に過去をフラッシュバックさせてくる。
そして、なにより、5歳の子供は、
・すでに多くのことがしっかりとこなせる人間であること
・自分の行動によって起きる痛みや現象、失敗から子供は沢山のことを学ぶということ
が、しっかりと描かれていて、今の親の子供に対する間違った教育法も表現されていた。
次に、絵の天才っぷり!
まず、冒頭の海の表現に感動!海というあるひとつの宇宙観をしっかりと描いていた。
次に、波の表現。子供のころに感じた波の見え方、動きがうますぎる。
トンネルのシーンの二人の後姿の描き方、闇、トロロに通じる子供の恐怖心が随所にまたいつも通り描かれている。
そして、そーすけの家の横にフェンスやタンクがあること。
車で町を走っているときに描かれたクレーン。
どうしても描きたくない”現代”を逃げずに描き、受け入れ、抱きしめ、共存させてしまうこの思想には、心の底から感動と感謝を述べたくなる。
また、冒頭のタイトルバックや最後の絵なんかも新しい表現方法として、アニメとしての動きや表現の新しさに世界が評価するでしょう!
最後になにより、宮崎さん自身が常に成長していることや、年をとったことがわかるその人間くささもまた素晴らしい。

本当に、たぶんみんなそれぞれに感動しているでしょう!
だからみんなで言いましょう!
宮崎さん、「ありがとう!!」

おしまい

言葉は感動を表現する言葉を持たないね
omochi

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